「なぁ…莉華 俺に勝ち目ある?」 自意識過剰なくらい… 自信満々な先輩は本当にどこかへ消えてしまった。 え…えっ? 頭の中の言葉は声にならず、 驚きはやってくる、 足音を立てて…。 胸がザワザワとうるさくわめく。 溢れ出す苦悩を沈黙で表現する暇もなく、 先輩は話を続ける。