【完】甘い恋よりもそばにいて








「はぁ…」




先輩は深くため息をついた。




「なんかカッコつけて言おうと思ってたのにさ…。


お前の鈍さをみてたら


そんなのこだわってる場合じゃなくなってきた。




これから俺、めちゃくちゃかっこわりぃから、な…」


少し焦ったような声。




いわくあり気な発言に

首を傾げるあたし。




その言葉の意図を必死で考えても


正解はなにひとつ出てこなかった。