あたしには動揺と困惑の波が押し寄せてくる。 「本当にもう大丈夫なんで。 ……ほら先輩の服に鼻水付いちゃうし、早く離してく…ださい…」 ぐずりながらの痛いくらいバレバレな強がり。 それでも先輩は受け入れてくれた。 「つまんねぇの……」 そう言いながら、 パッと体を離したあとあたしの髪をくしゃってしながら言った。