【完】甘い恋よりもそばにいて


君の背中を見て俺は言葉を失う。



これは偶然?


そんなの信じられないな。




あぁ、まったく。




どうして君がこんなところに…。




分かってる、こんな電話しないほうがいい。



でも君と俺が出会う



そんな最低で最悪な選択肢を取るよりは





まだマシだろう。




「もしもし…」




聞き慣れた声が聞こえてくる。




「どーも」




俺はテキトーに挨拶した。




あっちはまだ俺が誰だか気付いてないんだろう。