【完】甘い恋よりもそばにいて


先輩はそんなあたしをあざ笑うかのように

ふっと笑みをこぼした

ムカッとしたけれどあたしはその行為を止めようとはしない

「んでそんな可愛い反応すんだよ…」

小っちゃい声だったけど確かにそう言った

その声が聞こえたとたん

あたしはまた先輩のペースに流される

先輩はあたしの顎をクイッと持ち上げて

そして自分の唇とあたしの唇を重ね合わせる

すぐにあたしの自由は奪われて

先輩とのkissに漏れる吐息が荒くなる