【完】甘い恋よりもそばにいて


「どうする莉華?あたしは別に大丈夫だけど、
莉華が無理なら………」



沖田絡みの話ってコトだけはわかりきっているから



あまり関わらせたくない。



「行きます……あたし」



小さな声でつぶやいた莉華。



「わかりました。
それでは少し場所を変えさせて頂きます
あの車にどうぞ」



そう言って黒いリムジンを指差した。



少し口調が早くなって焦ってるみたい。



あたりをキョロキョロ見渡してなんだか挙動不審。



ふと男が視線をとめた。



その視線の先には






「沖田…啓……」




違うんだ。




沖田を迎えに来たわけじゃない。