沈黙が静かに流れたせいで鼓動が波打つのがはっきり分かった。 それがとても大きな音に感じて 彼にも、先輩にも聞こえてるんじゃないかって思って恥ずかしくなった。 でも彼の優しい言葉に押しつぶされそうだったあたしの心は素直に反応した。 1歩、2歩… 自然に体が動いて彼のぬくもりを探してた。 気付けば1,2時間泣き叫ぶあたしに先輩は付き合ってくれていた。 「俺がそばにいるから…」 そう言ってあたしを割れ物を扱うみたいに優しく抱きしめながら。