いつもはあんなうっぜぇ女相手になんかしねぇのに。
今日は違った。
なぜだ?
行先も決まらずテキトーに足を進めながらふと理由を考えてみる。
「……」
思い当たる節があった。
今日、俺がいつもと違うのはアイツが……
でも素直にそれを認めてしまうのはあまりにも惨めな気がした。
「行ってみっか…」
頭を軽く掻きながら俺はつぶやいた。
気ままに自由に。
いつだってそう……
それが俺の生き方ってかスタイルみたいなもんだし。
誰にも指図なんてさせない、
失うものの代償が大きいほど損するけど…
最高の生き方だろ?

