【完】甘い恋よりもそばにいて


押し潰されそうな心であたしは必死に自分を抑え込んだ。


ーードサッ


「ごめん啓.........ごめん…」


あたしは力なく啓を突き飛ばした。


啓の顔を見れなくて……。


ただもどかしくて……。


苦しくて……。


さっきまでとは正反対の感情に襲われる。


「ごめん.........な…さい……」


体も声も震える中……


あたしはそう言い残しその場から走りさった。