【完】甘い恋よりもそばにいて


ズキッ


心が少しだけ痛んだ。


予想通りの言葉だったのに……


あたしは動揺していないフリをして強がって言葉を返した。


「何を言われたって構わない。
啓はあたしに罵声を浴びせる権利があるもの。
あたしは昔、それだけあなたを傷つけたから。」


「なんだ…それ」


呆れたような口調でバカにされた気がした。


それでもあたしは言葉を繋ぐように言った。