【完】甘い恋よりもそばにいて


「なあ……莉華はどう変わった?」


「えっと……」


突然の問いかけに戸惑うあたし。


どうって言われても……


「全体的にじゃないかな……」


つぶやいた一言。


「全体的にって、んだよソレ。もっと具体的に言えないわけ?」


さっきよりもさらにあたしとの距離を縮めてそう言ってきた啓。


「ちょ、近いから……」


口からこぼれたのは思っていたことそのものだった。


弱々しい声で訴えてわざと目線を逸らした。


彼を見たら胸の高鳴りがきっと今以上に大きく速くなってしまう…そんな気がしたから。


「ふーん……じゃ、もっと近づこうか……?」


「…っ……なんでそうなるのよ///」


「じゃなきゃ質問さっさと答えて……」


いじわるく微笑んだ啓……。


ダメだ流されそう……