【完】甘い恋よりもそばにいて


「遊んでるって自分で言うから楽しませてくれるのかと思えば期待はずれだった」


彼はやっとアノ行為をやめてそう言い放った。


唐突に突き放された感じ……。


「期待はずれでどうも…」


皮肉的な言い方であたしは言葉を返した。


「遊びを楽しくする方法知ってる……?本気になったフリしてみろよ…」


「嫌です」


キッパリとそう言った、なんか先輩と話してるみたい……。


「マジで変わったのな、莉華……。昔だったら俺ぜってぇ突き飛ばされてた。つか突き飛ばされた」


「そりゃもちろん。もう子供じゃないし……」


なんだか変な感じ。


体勢は啓があたしに覆いかぶさってて凄く距離も近い……


なのにこんな会話するなんて……






あたしにはどこのラインから大人なのか分からない。


啓には子供じゃないそう言ったけど……


あたしはまだ充分に




子供だ。