中ではレッドカーペットが広がっていて、大きなシャンデリアもある。
丁寧にいけられた花や照明のひとつひとつまできめ細かに手入れが行き届いている。
すべての装飾はこのホテルを際立たせる……。
このホテルの良さをより一層引き立てる
………凄い。
なんだろう……なんか、うん。すべてが眩しいな。
なのに啓はこんなに凄い所を見たというのに表情ひとつ変えなかった。
平然とした顔でスタスタと歩いてく。
そんな啓にかなり戸惑いがちに着いて行くあたし。
受付にはかなり深夜だというのに不自然でない笑顔を振りまく従業員が居た。
すごく綺麗な人だな……歳はあたしよりちょっと上くらいかな。
「ようこそ。お待ちいたしておりました。沖田様」

