俺らはふたてに分かれて莉華を探すことにした。 もういい大人っていいくらいの歳なのに街中駆け回るって…… けれど……やっぱりそれだけ俺は………………。 過去の過ちを忘れたわけじゃない けれど俺は今…… プライドも意地も何もかもの捨て莉華を探してる。 それがきっとすべての答えだと思うんだ。 たとえ何年たっても変わることなどないこの気持ち。 交わることのない俺ら。 だとしてもいつまでも莉華は……俺の大切な……。