「俺は……結婚します……」 そう言った後……莉華はずっと立ち尽くしていてその隣には波羅。 なぜだろう……どうでもいいことなはずなのに気にかかる。 俺に笑顔で祝福の言葉を語りかけてくれる仲間たちのことなんて頭の片隅にも入ってこないから…… しばらくするとその状況に変化があった。 莉華が部屋を出て、波羅はもといた場所に戻った…… それからしばらくたって 体にけっこう酒がまわってきた ふと波羅に目をやると…… 波羅の様子が明らかにおかしかった ずっと下を向いていて誰とも口を聞いていない。