カチャッ
扉の開く音がした
「あ、上坂さんいた!
何か超カッコいい人いるよ!
もー誰あの人?紹介してよ!!」
先輩に言われた
多分諒のことだよね。
いや。
会いたくないし。
「あ~…その人に今会いたくないんです。
誰にも会いたくなくって…
帰ってもらえるように言ってくれませんか?
スイマセンけど…」
そう言うと先輩は笑って
「そっか。
あんまりよくない関係の人とかか~…
分かった、そう伝えておくね」
「ありがとうございます」
この先輩はすごく優しい先輩。
私がこの仕事に入ってからずっと教えてくれる。
私の憧れの先輩なんだ。

