体育祭、全校集会、文化祭。 そんなとき優介はいつもなおとを探した。 一目でも見たかったのだ。 一回もなおとを見れなかった日は落胆したし、目が合ったときは一日中ハッピーだった。 それを好きって表現するには優介はあまりにも幼かった。