「私、数学できないんだけど…。どうしたらいいの? このままだと翼くんに迷惑かけちゃうことになるし。 ぶっちゃけ、バイトの件、ナシにしてもいいんだよ」 「そんなの心配いらないよ!苦手な英語を教えてもらえるんだから。ねっ、先生♪ 数学は、自分でやるから大丈夫!母ちゃんには、適当に言っとくからさ!」 ――トントン。 部屋をノックする音がした。