年下の彼氏

そう話す翼くんの横顔は、耳まで真っ赤だった。 



私は、その気持ちが嬉しくて嬉しくて……。



不器用だけど、翼くんなりに私を大切に想ってくれている気持ちが、痛いほどに伝わってきて……。   


胸の奥から温かいものが込み上げてきて、知らぬ間に涙が一筋、頬を伝っていた――…。