年下の彼氏

「大丈夫。心配しないで!   美咲ちゃんとの約束は、ちゃんと守るからさ。ただ、こうしたいだけ……」


密着した体を押しつけながら、耳元でそっと囁いた。 


囁かれた耳の辺りが、熱を帯びたように熱くて、それが全身に指令を与えているようだった。



なんだか、今までにないくらいドキドキしてきて、自分でも、どうなっちゃうんだろう?って落ち着かなかった。  



「こうしてると、あったかいね」って、翼くんが言った。