年下の彼氏

「美咲ちゃんの責任だよ!美咲ちゃんが俺のこと『好きだ』って言ったから。

俺、我慢も限界に来てんだけど。俺の息子がいつ爆発してもおかしくない状況だからね。ちゃんと責任取ってよ!」



と、翼くんの胸の中に、すっぽりと収まった。 



――意外だった。



彼の身体から聞こえてきた。  ドクンドクン……って、心臓の音が。 



……えっ?もしかして、翼くんもドキドキしてるの?