年下の彼氏

顔が引きつりながらも、怪我が軽症で済んだことを素直に喜んだ。 



「でも、安心したよ。翔くんに聞いたときは、本当に驚いたもん。大したことないとは聞いてたけど、顔見るまでは、やっぱり心配だったからね」



「えー、先生、俺のこと心配してくれてたの?」



「そりゃそうだよ!心配だからここまで来たんじゃない」



「やったね!めちゃくちゃ嬉しい!」



ガッツポーズをした翼くんは、なんだか可愛かった。