年下の彼氏

翼くんの元気な顔も見れたし、なんとなくお邪魔のような気もするしね。  



そろそろ帰ろうかな。


この前の約束は、翼くんも忘れてるみたいだし!



とりあえず、助かったぁ。


「それでは、私はこのへんで失礼します」



「先生!今日は本当にありがとうございました」



「いいえ」



深々と頭を下げたお母さんに一礼して、病院をあとにした。