でも―― 




俺は、そんな奴らに負けていらんねぇ!と思ったんだ。




だって―― 




美咲さんを想う気持ちは、誰にも負けていないはずだから。 




「とにかく、一回だけチャンス頂戴!」ってことで、美咲さんとの約束をこぎつけた。




――あとは、俺次第かな…。