「・・・・・」

......ってことは、

まさか...この部屋に陽希と2人きり!!??



顔がカーーっと熱くなるのがわかった。
ど、どーしよ!!




1人でオロオロしていると...


ードサッ


え、え、ええぇぇっーー!?


陽希の頭は今、あたしの膝の上。

...つまり、膝枕している状態なわけで




「ちょっ!?は、陽希!?」

「・・・・・」


陽希はだまったままで
反応がない。



そのとき、ふいに陽希のおでこに触れた。



「っ!!熱っ!!」

陽希のおでこは、すごく熱かった。


「陽希!?熱あるじゃん!!」


あたしはいそいでハンカチを濡らし
陽希のおでこにのせた。





その間にお金を払いに行き、
陽希と一緒にカラオケを出た。



「とりあえず....帰ろう!!」



あたしはタクシーをひろい、
陽希の家に向かった。