「愛衣~おはよ。」

「陽菜ぁ~おはよ~!!」


ニコニコとあいさつする愛衣。
今日もかわいいねぇ~。


って言うか、絆創膏のことバレてな....


「その首どうしたのかなぁ??」


ドッキーン

バっバレてる....??


ん??と首を傾げて聞いてきた。


「え、あ、コレはですね...転ん...」


ベリッッ


ぎゃぁぁぁああっ!!


言い終わる前に愛衣に剥がされてしまった。


あたしの首をみるなり愛衣はニヤニヤして


「.....転んではないね。
誰にこんなことされたのかしら??」


愛衣さ~ん。目で答えろと言ってますね??


「うぅっ....都倉陽希という方でございます。」


「わかってますよ。って言うか...すごいね...この赤さは。」



愛衣に絆創膏をもらってまた貼りなおした。




「あ、そうだぁ今日放課後、カラオケ行かない??」

愛衣が思い出したように言った。


「ん~~~今日は幼稚園なぜか臨時で休みだからいいよ♪」


「本当!?やったぁ~久しぶりに陽菜と遊べるっ!!」



目をキラキラさせて言う愛衣は嬉しそう
....あたしまで嬉しくなるなぁ。



そしてHRが始まった。