数分後.....

「紗~菜~帰ろ~。」

力なく紗菜を呼んだ。


「紗菜、手洗ってくるね~」

「愛優もーーー!!」


タタタッと走って2人とも水道へ行った。



あたしは段になっているところに座った。

はぁぁぁ~~....



ため息をついてると、


「あらっ!?陽菜ちゃんじゃないっ!!」



パッと顔を上げると、瞳ママがいた。

「キャーー久しぶりねーー!!」



瞳ママがガバっと抱きついてきた。
相変わらず元気だなぁ~。



「陽菜ちゃん可愛いっ!!」


わ~嬉しいお世辞。



「....あらっ??首に...」


「首」と聞いた瞬間、反射的に隠してしまった。



「ふぅ~~ん♪陽菜ちゃんもこんな歳かぁ♪」


も??どういうことだろ??