「....そう言えば、陽太くん元気か??」

「...あぁ。まるで猫じゃらしで
 遊ぶ猫のように。」

「なんだそれ。」



ハハッと笑う遼を見て何人かの女子が
黄色い悲鳴を上げて倒れる。



....遼も大変だな。



キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴ると同時に
英語の先生が入ってくる。


俺は席に戻る。

窓側の一番後ろの席だ。



「起立ー礼。」




寝みぃ....。

俺は寝不足なので寝ることにした。


ちなみに先生は女なので俺や遼には
何も言わない。




くぁ~と欠伸をかいて机に伏せた。