――――――数時間後
「......く~ん!!」
女の子が走って帰ってくる。
「こけんなよ~!!」
ードテっ
女の子はこけた。
「....いわんこっちゃない」
男の子は女の子の元へ行った。
「ほれ、座れ。」
男の子は手を差し出して女の子を座らせた。
膝を見るとさっきまでついてた絆創膏がはがれていてまた血が出ていた。
女の子の目がじわりと滲んでいる。
手には首飾りがあり、それをギュッと握りしめている。
「俺まだばんそーこー持ってるから泣くな」
すると女の子の目から雫が流れて....
「うぅ~~...いた...いたいよぉ~...」
案の定泣き出してしまった。

