熱.....上がってるよね。絶対。


なんかフワフワしてる...??



そんなことを思っていると陽希が耳もとでこう言った。




「.....陽菜。俺が、そばにいてやる。」





やっぱり....夢なのかなぁ。


夢ってこんなに幸せなんだ....。


陽希にこんなこと言ってもらえたら幸せだよ...。


どうか....冷めないで....





「.....寒いよぉ~」


突然寒くなって陽希にそう言うと、




「.....布団入れ。」




陽希はあたしを布団に入れてベッドから下りた。



「やっ!!もっと抱っこして!!」



夢ならいいよね....??甘えても....。



陽希はあたしと一緒に布団に入ってくれて、

ギュ~っとあたしを抱きしめる。



甘い匂いがする....。

安心する.....。



あたしも陽希をギュ~っと抱きしめ返す。