「はぁぁ~~。なんでそんなことした??」
な、なんでですと!?
そんなの言えるわけないじゃんか!!
あなたが『シイナ』って呼んだからとか言ったら
告白することになるじゃん!!
そんな....彼女いる人に告白するほど
あたしは強い人間じゃない....。
いつの間にかあたしの目には涙が溜まってきていた。
そんなあたしを見て陽希は焦りだす。
「わりぃ.....言いたくなかったら言わんでいい。」
そう言ってあたしをギュッと抱きしめる。
あたしにそんなことしないで??
もっと欲張りになっちゃうじゃん。
そばにいれるだけでいいのに、
それ以上も求めてしまう....。
「お前......熱くないか??」
いつの間にかあたしの熱は上がっていて
体はクタッとなっていた。
「陽菜....薬飲め。」
陽希があたしに薬を差し出す。
解熱剤...??あたしは自分で薬を飲む。
飲んだ後はまたベッドに寝かされた。
あたし...陽希に心配かけてばかりだ。
陽希は部屋を出て行こうと扉の方へ歩く。
そんな陽希を見て、あたしはさっきの夢が脳裏に浮かんだ。

