「陽菜....なんで起きてんだ??」
「なんでって....」
なんでって言われても....ね。
さすがに泣いて洗面所で顔洗ってたとは言えないし....。
言い訳を考えていると、
「バカ!!寝てろっ!!」
「バカって!!....へ!?」
突然お姫様抱っこされてパニックになるあたし。
「ちょっ!!おろし...」
どうにかして下りようとバタバタともがく。
「暴れんな!!落ちるぞ。」
おっ落ちっ!?
あたしは抵抗を止めて陽希の首に掴まる。
陽希はふっと笑ってあたしを陽希の部屋まで連れてきてくれた。
あたしはベッドで下されて、布団を被せられた。
「....陽希??」
あたしが陽希の名前を呼ぶと「ん??どした。」と言って
あたしを優しい目で見つめる。
それだけであたしの心臓はドキドキと鳴る。
「.....ありがと。」
「あぁ.....陽菜の体も見れたし??」
陽希はそう言うとニヤリと笑った。
あたしの体温が上がる。
「な、な、な、この服...やっぱり陽希の」
「うん。俺が着替えらせたけど??」
文句あんの??と言う目で見られて何も言い返せない。
ありえないありえないっ!!
陽希に見られるなんてっ!!/////
あたしは恥ずかしさのあまり布団に潜った。

