幼稚園に行こう!!天然美少女☆狼王子


---陽菜Side---


....なんか体がフワフワしてる。


抱き上げられてる...??


この温もり....知ってる。



優しくて、温かくて、甘い感じ。




この温もりは.....


きっと、陽希だ。





──え??



さっきまでは背景が白だったのに突然黒になった。




そう思った瞬間あたしの体がストンとおろされた。


そして、陽希があたしの元から離れていく。




なんで...??




追いかけようとするけど体が動かない。


まるで見えない鎖に縛られてる感じ。




「まっ、待って!!陽希!!」




あたしは暗闇に消えていく陽希に向かって叫ぶ!!



置いてかないで!!



すると陽希がくるっとこっちを振り返る。


あたしを見る目はとても優しくて...切ない。