「陽菜...薬飲め..。」
薬を陽菜のところまで持っていくが、
陽菜はそうとう苦しいのか飲んでくれない。
....しょうがねぇよな...??
俺は自分の口に薬と水を含み、
陽菜に口移しで薬を飲ませた。
ゴクンと音が聞こえる。
飲んだか....??
俺は陽菜を再びベッドに寝かせた。
陽菜はスーーっと寝息を立てて寝ていた。
俺はホッとするのと同時に心臓が
ものすごい速さでバクバクしているのに気がついた。
「....良かった。陽菜になんかあったら..」
やべぇな....。そう心の中で呟いた。
「ごめんな...??俺の風邪移して...」
俺は陽菜のおでこにチュっとキスして部屋を出た。
でも気付かなかった....
陽菜の目から、
一筋の涙が流れていたことに──────

