「おかゆ食べたら病院行くよ!?
あたしついて行ってあげ....れないわ!!」


えぇーーー!!
ここまで言っといて!?


「お昼には帰らないといけなかった!!」



愛衣が自分の腕時計を見ながら言った。
只今の時刻AM11:30ですね...。


あたしん家から愛衣ん家までは15分くらい。



「あたし1人で病院行くよ??」

「絶っ対行きなさいよ!?」

「行く行く~!!」


愛衣はあたしのことを半信半疑で見つめた後、


「信じるよ...。」

と言った。





「じゃぁね。ありがと愛衣!!」

「月曜日までには治しなさいよ!?」

「治すよ!!自力でっ」

「昨日のこと、学校で聞くから...。」

あたしはドキッとした...。

「....わかった。」




あたしは愛衣を玄関まで見送った後
残っていたおかゆを食べ、病院へ行く用意をした。




って言うかあたし、39.5度も熱あるのに
なんでこんな元気なの??


あぁ!!愛衣が来てくれたからか!!




1人で疑問に思って、1人で解決してるあたしって...


そんなことを思いながら玄関を出て
病院へ向かった。