美月はジッと俺を見ている。



『私に、関わらない方がいい。』



『なんで?』



『ろくなことないよ。今までの男はそうだったからね。』



無表情な美月。
チラッと壁側を見て、美月に視線を戻す。


『今までの男…ねぇ。ふーん、でもさぁ、あんなふうにあげたパーカーを大事に掛けられてたら、お前がひどい女だとは思えねぇんだけど?』



壁にハンガーで掛けられた俺のパーカーを指差す。