『覚えててくれたの!?』



『……啓吾、さん?』



『啓吾でいいよ!覚えててくれたんだ!』



跳ね上がる気持ちを隠しきれない。
忘れられてなかった!!



『ていうか、ココ、どうやって入ったんですか!?』



キョロキョロと周りを警戒する仕草。



『篠原さーん?』



どこからか女性の声が聞こえると、美月は顔色を変えて『隠れて!』と、俺を生い茂った草原の中に追いやった。