俺と美月は微笑み合った。 『はい。9月に産まれます。』 少し出たお腹をさすりながら、 恥ずかしそうに美月は言った。 『おめでとう!お幸せにね。』 本当に、母親のように笑うんだなこの人は。 美月が慕うのもよくわかる。 『はい、ありがとうございます。産まれたらまた遊びに来ますね。』 『ぜひいらっしゃい。』