『こんにちは。』 受付に声をかけると、 笑顔で『おかえり』と言われ、 ある人を呼びに行った。 『よく来たわねぇ~。やっと、願いが叶ったのね。』 懐かしい声。 懐かしい顔。 声の主は、孤児院の館長だった。 経緯は全て話してあるようで、 本当に美月の母親代わりと 言っても過言ではない。 いや、母親以上の信頼関係に あるだろう。