『…ごめん。』 『自分で誘っときながらコレだもんなぁ…。』 『…ごめんなさい。』 俯く美月を見て笑った。 『…笑わないでよ。』 『ハハハ!いや、美月…母親になって雰囲気が変わったな。なんか…刺々しさがなくなった…?』 『どんなトゲ出してたのよ、私。』 2人して笑った。 何年ぶりだろう。 こんなに楽しくて、幸せな時間が… 俺らにもあったのにな。