ボロボロだったよ…
タケルの心も身体も。
苦しくて…また薬に頼って…
その繰り返しで、見てられなかった。




正直…もう死ぬんじゃないかって思ったの…。




そんな矢先に…タケルは私の元に来て、無理やり求めてきた。
抵抗すれば顔を殴られた…。




でもタケルは泣いてたの…。




俺はもうすぐ死ぬって。
生きた証がほしいって言ってきた。




だから…私は身を委ねた。本当に、一度きり。




それからすぐ……
タケルは姿を消した。




一度も姿を見せなかった。』





俺は前を見ながら、美月の右手を握りしめた。




『じゃあ……優菜ちゃんは…。』




美月はコクリと頷いた。