『ごめんね……ごめんね啓吾…。』



しばらくの間、そう繰り返す美月の傍に歩み寄る。




『花……供えていいかな?』




美月は声にならず、首だけを振った。



座り込んでいた子供に微笑んで、花を供え、手を合わす。



立ち上がり、もう一度美月に問いかける。



『なんで突然姿を消したのかは聞かない。でもひとつだけ教えてくれ…。居なくなってから…アイツと一緒だったのか……!?』



本当は、美月の口から聞きたくない。



聞くと、もう答えが待ってるから。




『……うん。』




やっぱり聞きたくなかった。