その隣にいる女性は、一緒に数えていたが、
途中で、離れた場所に立ちすくむ俺に気がついた。




立ち上がり、俺を見つめる。




止まっていた時計の秒針が、
またゆっくりと動き出した気がした。









『啓吾……!?』







そう声に出したのは、子供と一緒に居た女性。




今にも泣き出しそうな顔で俺を見つめている。




何年経っても、俺はお前に気持ち持ってかれるんだな…。