なんでこの時、無理にでも聞き出さなかったんだろう。



聞いていれば、あの日の出来事も防げたかもしれない。



あんな結末、迎えずに済んだかもしれない。



そしたら今も…美月はこの手の中に居たのかな…。



俺…、今もあの公園で待ってたりするんだ。



美月がまた、フラッと現れたりするんじゃないかと思って。



今もどこかで、悲しい顔してんじゃねぇかって思ったら、胸が締め付けられる。



美月……。



なぁ…どうすればお前は手に入るんだよ…。



美月…美月…。



逢いたい。



あの男が現れて、たったの3週間だった。








美月が消えた。







俺の前から。