東京の方にも同じ施設があって、館長の姉が運営しているらしく、ここより人がたくさん居るから、触れ合うことでカウンセリングにもなるということだった。



私はすぐに承諾した。



君を忘れるのに一番最適だと思ったし、
18歳になれば自由になれるからだ。



そして、両親のことも……。



失踪してから何の手掛かりもないし、
生きているのか、死んでいるのかさえわからない。



特に事件性はないとの判断だった。



もう期待するのはやめた。



捨てられたことに、変わりはないのだから。



しばらくの間は、独りでいいや…。



今は何も考えたくない。



新しい土地で、新しい環境で、
いつか私は…笑える日がくるだろうか。



そんなことを思いながら、私は東京へ来た。