その後、彼の一番近かった重要参考人として、
何度か警察が施設を訪れた。



事情聴取を受けたが、私は何も話さなかった。



話す気にならなかった。



外にも出たくないし、誰にも会いたくない。



ついに食べ物も喉を通らなくなった。



毎日2回に渡る点滴と、館長による監視が付いた。



季節が秋から冬に変わる頃。



暖かいレモンティーを入れながら館長は私に言った。



『懲役一年六ヶ月。執行猶予五年…だそうよ。昨日、判決されたわ。』



私は窓の外を眺めながら、返事をしたかどうかは覚えていない。



君の最後の背中を見て、どれほど時間が経ったのかはわからない。



長い月日を経て、君はようやく課せられた。



館長だけが面会に訪れていて、時折話してくれる。