『私は変わったよ。昔のようにあんなにタケルを想ってやれないし、今のタケルの気持ちに答えることも出来ない。元気そうで安心した。お互い頑張ろ。じゃあね、バイバイ。』



最後の言葉を告げて、男に背を向けた時、
腕を掴まれる。



『俺を助けてくれよ…。』



力無い言葉に、美月は反応してしまう。



かすれた声で男は続けた。



『俺の生きる力は、この先美月だけだ…。』



『タケル…。』