「いやー、何言ってるんですか?殺し屋なんてそんな物騒なも…」
ダンッ!!
団長が言葉を言い終える前に響城さんは団長の胸ぐらに掴みかかり、壁に打ち付けた。
「「団長!」」
団員が投げたナイフが飛んで来て、私はそれを全て指で止める。
「どういうおつもりですか?」
「あ゙?俺は仲間を傷つけた奴に容赦はしねえ。骨、何本がいい?」
「はっ脅しですか。やれるものなら何本でもどうぞ。でも、うちの団員が黙って見てませんよ?」
周りを見渡すと、何人もの団員が私たちを囲んでいた。
しかもみんな戦いの準備は万端って感じ?
「関係ねえな。でもまず、こいつらから片付けるか?」
「そうですね。私一人では少々骨が折れますので。」
響城さんの腕が団長から離れる。
私と響城さんは背中合わせになった。
「後ろは任せましたよ?」
「任せとけ。お前に傷1つつけさせねえよ」
「ふっ頼もしいですね」
部屋に何発もの銃声が響く。
私たちは無数に投げつけられるナイフを避けながら団員を倒していった。

