「羅唯斗--!?てっきり優紀らへんかと思ってた」



茉那はびっくりした表情だった



「なんか羅唯斗くんって、親しみやすそうだし」




「え-そうなんだ…私は爽介かな♪」



「やっぱりね」



茉那は見透かしたような目で見た



「やっぱりってなによ〜」



「今日だって爽介くんしか見てなかったし、あれじゃバレバレだよ」



「バレちゃったか」



コンサートが終わってから2人はお茶を飲んで家路に着いた