「悟?」 『うん。声でわかったんだ。』 「どうしたの?久しぶりだね」 『あぁ。なんか急に 会いたくなって... 今●●駅にいんだけど、 友里恵ん家ってどの辺?』 つっこみどころ満載だったけど 私はあえて聞かないことにした。 「●●駅だったら私の家の 近くだよ。っていうか、 すぐ目の前の青い屋根の家 あるでしょ?」 『あぁ。』 「そこ、私ん家」 『マジ!?じゃあ今から 行ってもいいか?』